英国学術情報
2011年10月07日 THE世界大学ランキング2011-2012年版について
10月6日、英国の高等教育専門誌Times Higher Education(THE)が、“World University Rankings 2011-2012”を発表した。同ランキングは、米国に本社を置く国際的な情報企業Thomson Reutersから情報提供を受け、15か国の高等教育専門家50人以上の意見を踏まえて作成されたものである。
同ランキングでは、以下のとおり、5つのカテゴリーに分類される13の評価基準が設定されており(【 】内は評価ウエイト)、教育、研究から知識移転活動まで、大学のあらゆる活動が幅広く精査されている。
①教育【30%】
(評価基準)
教員1人当たりの学生数、PhD取得学生数、PhD取得数/学士号取得数比、教員1人当たりのPhD取得学生数、教員1人当たりの収入
②研究【30%】
(評価基準)
研究評価結果、教員1人当たりの研究収入及び出版論文数
③論文被引用回数【30%】
(評価基準)
研究の影響力(論文1本当たりの平均被引用回数)
④産業界からの収入【2.5%】
(評価基準)
教員1人当たりの産業界からの収入
⑤国際的な取組【7.5%】
(評価基準)
留学生/国内学生比、外国人スタッフ/国内出身スタッフ比、国際共著の研究ジャーナル出版数
総合ランキングでは、現在のところ上位200大学のみが発表されている※が、後日、計400大学の結果が公表される見込みである。また、(1)工学・技術、(2)生命科学、(3)臨床・前臨床・保健、(4)物理学、(5)社会科学、(6)芸術・人文科学の6分野における上位50大学のランキングも提供されている。
※200位以下については、25または50位毎に大括りの水準のみが公表されている。
総合評価においては、上位100位のうち米国の大学が51大学を占めたことから、その圧倒的優位性が際立つ結果となった。一方、英国の大学は、12大学が100位内に選出された。上位5大学の順位は、1位:カリフォルニア工科大学(米国)、2位:ハーバード大学(米国)及びスタンフォード大学(米国)、4位:オックスフォード大学(英国)、5位:プリンストン大学(米国)となっている。
また、日本の大学で上位200位に入ったのは、東京大学が30位(昨年26位)で最高位、以下、京都大学が52位(昨年57位)、東京工業大学が108位(昨年112位)、大阪大学が119位(昨年130位)、東北大学が120位(昨年132位)と、合計5大学であった。
※総合上位10位と50位以内に入ったアジアの大学、200位以内に
入った日本の大学のランキングと総合評価得点については、
記事全文(pdf)をご覧ください。
【THE World University Ranking 2011-2012】
http://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/
【以下関連記事】
●BBC
米国の大学が圧倒的優位性を示す(US dominates university global rankings)
http://www.bbc.co.uk/news/education-15183287
英国3大学が世界のトップ10にランクイン(Three UK universities in global top 10)
http://www.bbc.co.uk/news/education-15199525
●The Guardian
超エリート大学が他を大きく引き離す(Super-elite universities leaving the rest behind)
http://www.guardian.co.uk/education/2011/oct/06/university-rankings-uk-gap-widening
●The Times
トップ大学と他大学との差広がる(Top universities pull away from pack)
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