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29 Jan 2015 The 10th Meeting for Japanese Researcher based in the UK 

The 10th Meeting for Japanese Researcher based in the UK on 30th January 2014

 今回のイベントには、55名の在英日本人研究者の方にご参加いただいた。会は、竹安センター長の挨拶にはじまり、当会に参加する意義として、ネットワーク作りを掲げ、このネットワークを通じて、更なる学術交流の発展に繋げる機会として活用して欲しいと希望を述べられ、会の幕が上がった。続いて、研究者各自からの自己紹介が行われた後、松本副センター長からJSPS Londonの活動や事業紹介が行われた。

 休憩を挟んだ後に、プロモーションセッションと題して、 Dr Sarah Thomas, International Programme Manager-Asia, Royal Society of ChemistryとDr Mark Downs, Chief Executive, Society of Biologyから各学会の活動紹介が実施された。また、岸本将史インぺリアルカレッジ客員研究員から“Advanced 3D Imaging of Energy Materials”をテーマに、浅利宗弘ウォーリック大学准教授から“Warwick Centre for Integrative Synthetic Biology (WISB)”をテーマに、ユーモアを交えて講演が行われた。

 後半のパブリックレクチャーでは、Dr Lucia Dolce, Numata Reader in Japanese Buddhism, SOAS, University of Londonから"Extravaganza, Asceticism, and the Power of Ritual: The Buddhist Liturgy of Water and Fire at Tōdaiji"というタイトルで講演を頂いた。このレクチャーは、英国の人文社会系研究者が日本の文化や芸術をどのように捉えているか一般的な視点で講演頂き、日本人研究者に講演を通して新たな知見を得て頂くもので、今回は東大寺二月堂修二会に関して、映像を交えて、英国研究者からの視点で研究成果を熱っぽく語って頂いた。

 第2部のネットワーキングレセプションでは、参加者が一堂に介した懇親会が行われ、イベント冒頭のセンター長の言葉通り、積極的に交流が図られていた。

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