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UK HE Information

2024年2月英国高等教育及び学術情報

2024年4月30日

(1)「状況はひどいものになっている」偽の科学論文が研究の信頼性を危機的状況に追い込む

(2) 量子の潜在能力を引きだす:脳スキャナー、ナビゲーションシステム、量子コンピューティングの躍進を促進するための4500万ポンドの投資

(3) Sunday Times 紙の報道を受け、UUKは学生募集を見直す

(4) 新たな報告書により、英国全土における高等教育の学費と資金提供制度の違いが明らかになった

(5) Francis Crick Institute は、British Land、BlackRock、Reef Groupと共同で、世界有数のライフサイエンスとAI/バイオテクノロジーの集積地としてロンドンのナレッジ・クォーター(Knowledge Quarter)の成長を加速させる

(6) 研究官僚制の見直し

(7) 英国科学技術フレームワーク

(8) 新しい分析によると、7,600人以上の学生がデジタルスキルの格差に取り組むためにAIとデータサイエンスのコースに入学

(9) 2024年、18歳の高等教育志願者が増加

(10)英国の世界をリードするAI環境を操作するための新しいツールの利用が開始

(11) 「機会と成長」:英国大学協会からのマニフェスト

(12) 学生と弁護士は英国専門職ビザの発給基準給与額の明確化を待っている

(13) 留学生数が3分の1減少、英国の経済的打撃を警告

記事の詳細は「次を読む」からお読みいただけます。

(1)「状況はひどいものになっている」偽の科学論文が研究の信頼性を危機的状況に追い込む

 2024年2月3日、Guardian紙は、偽造の科学論文が増加し、研究の信頼性が危機的な状況に達していると報じた。国際的なスキャンダルが年々悪化しており、何万本もの偽の研究論文が学術誌に掲載されていると科学者たちは警告している。昨年、研究雑誌が撤回した年間論文数が初めて1万件を超えた。ほとんどのアナリストはこの数字は科学的不正の氷山の一角にすぎないと考えている。

 この存在は医学を危険にさらし、医薬品開発を妨げ、有望な学術研究を危険にさらしているとされている。これらの偽造論文が医薬品開発などに使われる大規模なデータベースに組み込まれる可能性もあり、すでに悪影響が起きた事例もあるとされている。

 【記事全文(英語)】

https://www.theguardian.com/science/2024/feb/03/the-situation-has-become-appalling-fake-scientific-papers-push-research-credibility-to-crisis-point

 

(2) 量子の潜在能力を引きだす:脳スキャナー、ナビゲーションシステム、量子コンピューティングの躍進を促進するための4500万ポンドの投資

 2024年2月5日、科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)は、2033年までに量子技術を活用した経済へと移行するというコミットメントの一環として、総額4,500万ポンドをイギリスの量子セクターに投資することを発表した。この投資は、ヘルスケア、エネルギー、輸送などの分野を一新する可能性を秘めた量子技術の潜在力を引き出すことを目的としている。

記事のポイント:

  • 政府は同日、2033年までに量子対応経済への転換を図るという公約の一環として、医療、エネルギー、交通などを徹底的に改革する可能性を秘めたこのテクノロジーを活用するために英国の量子分野に総額4500万ポンドを投資することを決定した。
  • 3000万ポンドの投資は、世界最先端の量子コンピュータのプロトタイプを開発・提供することに充てられ、科学者や技術者に対して実験のための制御環境を提供する。
  • 電力網の最適化から認知症診断の改善まで、公共部門による量子ソリューションの採用を加速させるための、1500万ポンドのQuantum Catalyst Fundに採択されたプロジェクトが発表された。

 【記事全文(英語)】

科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)

https://www.gov.uk/government/news/unlocking-the-potential-of-quantum-45-million-investment-to-drive-breakthroughs-in-brain-scanners-navigation-systems-and-quantum-computing

 

(3) Sunday Times 紙の報道を受け、UUKは学生募集を見直す

 2024年2月5日、Research Professional Newsは、英国大学協会(Universities UK :UUK)は、Sunday Times紙の調査により、英国の学生よりも入学時入学時の成績が低い留学生に入学許可を与えているとの疑惑が浮上したことを受け、大学の入学審査手続きの調査を開始したと報じた。Sunday Times紙に掲載された最近の記事は、高額の学費を払う留学生を優先して大学に入学を許可しているという内容で、UUKを含む批評家たちはこの調査の側面に疑問を呈している。

 UUKは2月2日に留学生のファウンデーション・プログラム(foundation programmes)の質と国内学生向けプログラムの比較可能性を評価すると発表した。

 同協会は、質保証機構(Quality Assurance Agency)にこれらのプログラムの「迅速な見直し」を依頼し、大学が提携する留学生リクルートエージェントの質の監視と確保を目指すエージェント・クオリティ・フレームワーク(Agent Quality Framework)の見直しも行うとしている。

 先週、政府もSunday Times紙の報道を受け、学生募集のプロセスについて調査を開始すると発表した。

 英国大学協会(Universities UK :UUK)の声明:https://www.universitiesuk.ac.uk/latest/news/uuk-statement-fair-admissions-practice

 【記事全文(英語)】

Research Professional News:

https://www.researchprofessionalnews.com/rr-news-uk-universities-2024-2-uuk-reviews-student-recruitment-after-sunday-times-reports/

 

(4) 新たな報告書により、英国全土における高等教育の学費と資金提供制度の違いが明らかになった

 2024年2月6日、高等教育政策研究所(Higher Education Policy Institute: HEPI)は、次期総選挙に先立ち、ナフィールド財団(the Nuffield Foundation)の研究プロジェクトの一環として、ロンドン・エコノミクス(London Economics)が英国の4つの地域(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)における高等教育の学費と資金調達に関する違いに焦点を当て、様々な詳細な分析を行い、異なる政府の政策による影響を明らかにしたと発表した。

 高等教育は権限を委譲された事項であり、そのため高等教育機関および学生への資金提供のあり方については4つの構成国間で根本的な違いがある。このような違いにより、高等教育機関が利用可能な資源の単位、財政当局が負担する総費用、 学生の卒業時の負債や卒業ローンの返済額、財政当局と学生・卒業生との間の拠出バランスは、構成国間で 著しく異なっている。

 

 レポートの詳細は以下リンクから確認でき、内容は以下のとおり。

  • 簡単な全国的な比較
  • イングランド:現行の学費と資金調達に関するスライドパック(slidepack)と3つの代替シナリオ:学費の引き下げと教育補助金の増額、より手厚い維持費ローン、学生ローンの実質金利の再導入。
  • スコットランド:学費と資金調達に関するスライドパック(slidepack)と3つの代替シナリオ:学費の使用、より手厚い維持費支援、学生ローンの実質金利導入。
  • ウェールズ:学費と資金調達に関するスライドパック(slidepack)と3つの代替シナリオ:学費の値上げ、ローン返済のための収入基準額の早期引き上げ、学生ローンの実質金利の引き下げ
  • 北アイルランド:学費と資金調達に関するスライドパック(slidepack)と3つの代替シナリオ:学費の値上げと教 育補助金の減額、より手厚いメンテナンスローン、学生ローンの実質金利の導入。

 【記事全文(英語)】

高等教育政策研究所(Higher Education Policy Institute: HEPI)

https://www.hepi.ac.uk/2024/02/06/new-reports-shed-light-on-differences-in-higher-education-fees-and-funding-systems-across-the-uk/

 

(5) Francis Crick Institute は、British Land、BlackRock、Reef Groupと共同で、世界有数のライフサイエンスとAI/バイオテクノロジーの集積地としてロンドンのナレッジ・クォーター(Knowledge Quarter)の成長を加速させる

 2024年2月6日にFrancis Crick Institute(Crick) は、British Land、BlackRockの不動産事業、およびReef Groupと協力し、ロンドンのナレッジ・クォーター(Knowledge Quarter)として知られるユーストンとキングス・クロスに生命科学、AI/バイオテクノロジー、健康分野の営利企業の拠点となる2つの新しい施設を開設すると発表した。

 Regent’s Place ではBritish Land が、TribecaではBlackRockとReef Groupがそれぞれ提供するもので、Crickがその科学を人類の健康と社会に役立てるという使命を拡大するための基盤を構築するものである。

 生物医学における研究所の科学的目標に幅広く合致する企業は、フランシス・クリック研究所と研究者コミュニティに近接し、高度にサービスされた最先端の研究所やオフィススペースを利用することができる。

 Crickの迅速性と発見科学における卓越した評判は、共同研究の強力な推進力となっている。世界有数の企業数社がすでに研究所と緊密な協力関係を築いており、象徴的なMidland Roadの建物内で現在Crickの技術にアクセスしている。

【記事全文(英語)】

The Francis Crick Institute:

https://www.crick.ac.uk/news/2024-02-06_the-crick-collaborates-in-ventures-with-british-land-blackrock-and-reef-group-to-accelerate-the-growth-of-londons-knowledge-quarter-as-a-world-leading-life-sciences-and-ai/biotech-destination%3F1

 

(6) 研究官僚制の見直し

 2024年2月9日、科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)は、研究界の官僚体質に関する独立したレビューに関する政府の回答を発表した。

政府回答

この回答は、効率性と生産性を最大化し、今後新たな不必要な官僚主義の構築を防ぐために、研究部門が協力して研究システムを再構築する方法についてロードマップを示すものである。

 改革は、主要な資金提供機関、政府省庁、大学の研究機関などの英国の研究部門が主導する。

 この対応は、世界クラスの研究者たちが経済成長と英国国民の生活の質の向上を支援する画期的な研究に専念できるよう、研究のインパクトと文化を向上させるための研究セクター全体にわたる取り組みの重要な一部である。

背景:

 2021年3月に開始されたこの独立レビューは、研究資金の申請手続きの官僚制に関する取り組みとして、University of Birmingham の学長であるAdam Tickell 教授が主導した。

 中間報告書では、収集及び聞き取り調査に基づき、見直しに関する主な方針が示されている。

 【記事全文(英語)】

GOV.UK 科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)

https://www.gov.uk/government/publications/review-of-research-bureaucracy

 

(7) 英国科学技術フレームワーク

 2024年2月9日、科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)は、「科学技術フレームワーク(UK Science and Technology Framework)」の最新版を発表し、昨年の発表以来のフレームワーク全体の進捗状況と、今後12か月間の優先課題を明らかにした。

 このフレームワークは、英国政府の科学技術政策この文書は、科学技術が国の繁栄に果たす重要な役割に焦点を当て、2030年までの方針と優先事項を概説している。

 国民が繁栄と、安全、充実した健康で持続可能な生活を享受することができ、豊かで強い影響力のある国としての英国の将来の成功は、科学、技術、財政、イノベーションにおける既存の強みを基盤にできるかどうかにかかっている。

科学技術フレームワークは政府の政策を実現するための戦略的な軸であり、政府はそれに対して責任を負う。

このフレームワークの重点項目は以下の通り:

  • 重要技術の特定
  • 英国の強みと野心を示すこと
  • 研究開発への投資
  • 人材と才能
  • 革新的な科学技術企業への資金提供
  • 調達
  • 国際的な機会
  • 物理的およびデジタル・インフラへのアクセス
  • 規制と基準
  • 革新的な公共部門

 我々は、2023年夏までにフレームワークのそれぞれの内容に対する明確な行動計画を策定し、国家科学技術会議(National Science and Technology Council)がその実施を監督する。

The UK Science and Technology Framework:https://assets.publishing.service.gov.uk/media/6405955ed3bf7f25f5948f99/uk-science-technology-framework.pdf

 

【記事全文(英語)】

GOV.UK 科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)

https://www.gov.uk/government/publications/uk-science-and-technology-framework

 

 (8) 新しい分析によると、7,600人以上の学生がデジタルスキルの格差に取り組むためにAIとデータサイエンスのコースに入学

 2024年2月14日、学生局(Office for Students:OfS)が行ったAIおよびデータサイエンス分野AIおよびデータサイエンス分野の大学院転換コース(postgraduate conversion course)に関する独立した評価によると、デジタルスキル不足を対処するために、2020年4月から2023年3月の間に、7,600人以上の学生がOfSから割り当てられて資金で支援された大学院転換コース(postgraduate conversion course)に登録したことが分かった。これらのコースは、テクノロジー分野におけるスキル不足と多様性の欠如に対応するために開発された。これらのコースは、テクノロジー分野におけるスキル不足と多様性の欠如に対応するために開発さた。評価によると、これまでこれらの主題分野の資格を持っていなかった多くの学生が、AI とデータ サイエンスの再訓練プログラムの恩恵を受けた。

 このプログラムには、科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)とのパートナーシップにより、1,350万ポンドの資金が割り当てられた。このうち350万ポンドは授業料補助、1,000万ポンドは、女性、黒人学生、障がい学生など、高等教育で過小評価されていると考えられているグループに、1人1万ポンドの奨学金を1,000人分支給するもので、以下を含む950以上の奨学金が対象グループの学生に授与された:

  • 奨学金の72%が女性に授与された。
  • 35%が黒人の学生に授与された。
  • 25%の奨学金が障がいを申告した学生に授与された。

 

【記事全文(英語)】

学生局(Office for Students:OfS):
https://www.officeforstudents.org.uk/news-blog-and-events/press-and-media/new-analysis-shows-over-7-600-students-have-enrolled-on-ai-and-data-science-courses-to-tackle-digital-skills-gaps/

 

(9) 2024年、18歳の高等教育志願者が増加

 2024年2月15日、大学入試機関(Universities and Colleges Admissions Service: UCAS)は、データによると、今年英国の18歳は31万6,850人が大学やカレッジに志願しており、これは2023年から0.7%増加し、過去2番目に多い数字となっていると発表した。これにより、英国の18歳の出願率は41.3%となり、2023年の41.5%からは低下したが、2019年の38.2%からは上昇した。

同日公開の重要なポイントは次のとおり:

  • すべての年齢層、出身地において全体的に594,940人の申請があり、2023年より0.3%減少した。英国全土では、イングランド、ウェールズからの申請者が1%減少、北アイルランドでは2%減少、スコットランドでは2%の上昇があった。
  • STEMの学部コースに対する需要は引き続きあった。2023年以降、すべての年齢層、すべての出身地からの工学技術系の学部コースは10%増加し、数理科学、コンピュータ―学いずれも7%の応募者の増加があった。
  • 看護学への応募はすべての専門分野で減少した。特に成人看護やメンタルヘルス系の看護においては顕著であった。この需要の減少は特に英国の成人からの応募の減少によるもので、昨年と比べて10%(1600人減)減少した。この数字は今回の看護学志願者全体の約70%に相当する。
  • 英国の高等教育は未だに世界から注目があり、海外からの申請は0.7%増加した。最も増加した国は中国(+3%、910人増)トルコ(+37%、710人)カナダ(+14%、340人増)であった。ナイジェリア(-46%)インド(-4%)からの申請は減少した。

 

【記事全文(英語)】

大学入試機関(Universities and Colleges Admissions Service: UCAS):https://www.ucas.com/corporate/news-and-key-documents/news

 

(10)英国の世界をリードするAI環境を操作するための新しいツールの利用が開始

 2024年2月19日、UKリサーチ・イノベーション(UK Research and Innovation: UKRI)は新しいインタラクティブ・デジタルマップを利用すると、英国のAI研究とイノベーションのエコシステムのナビゲーションが容易になったと発表した。WAIFinderは、UKRIが社会貢献のためのイノベーション・エージェンシー、Nestaの支援を受けて開発した、新しいインタラクティブなデジタル地図である。

 これにより、研究者やイノベーターは、人工知能(AI)製品、サービス、プロセス、研究の開発に携わる企業、資金提供者、インキュベーター、学術機関を閲覧できるようになる。

 

【記事全文(英語)】

UKリサーチ・イノベーション(UK Research and Innovation: UKRI):

https://www.ukri.org/news/new-tool-launched-to-navigate-the-uks-world-leading-ai-landscape/

 

(11) 「機会と成長」:英国大学協会からのマニフェスト

 2024年2月23日、英国大学協会(Universities UK: UUK)は「Opportunity and Growth Manifesto(機会と成長)」と題したマニフェストを発表した。UUKは英国の大学は成功事例だとし、各政党に対し、大学が人々の生活を変え続けるための政策を真にフェルトで約束するよう求めている。

 <参考>

マニフェスト「Opportunity and Growth Manifesto(機会と成長)」 : https://www.universitiesuk.ac.uk/sites/default/files/uploads/uuk-opportunity-and-growth-manifesto-2024.pdf

 

【記事全文(英語)】

英国大学協会(Universities UK: UUK):

https://www.universitiesuk.ac.uk/what-we-do/policy-and-research/publications/features/opportunity-and-growth-manifesto

 

(12) 学生と弁護士は英国専門職ビザの発給基準給与額の明確化を待っている

 2024年2月28日、Pie Newsは、専門職ビザ(the skilled worker visa)を申請する際、給与の基準に関する指針が不透明であることが懸念されていると報じた。

 英国内務大臣が、移民給与リストに乗っていない人の場合、専門職ビザ(the skilled worker visa)の最低給与基準を年間2万6,200ポンドから年間3万8,700ポンドに引き上げると発表したとき、多くの人がこの給与は達成困難と述べ、懸念が生じた。関係者が明確な指針を待っている状況にある。ビザの給与基準が明確でないことは、労働者や企業にとって不確実性を生む可能性があり、これがビザ申請者や雇用主にとって懸念材料となっている。

 

【記事全文(英語)】

The Pie News:

https://thepienews.com/news/data/students-lawyers-await-clarity-skilled-worker-visa-salary-threshold/

 

(13) 留学生数が3分の1減少、英国の経済的打撃を警告

 2024年2月29日、Guardian 紙は、大学の指導者たちが、留学生ビザ発給数の大幅な減少が数値で示されていることから、官僚らが「我々の成功を損なう」ことを望んでいると非難していると報じた。

  主要な大学やカレッジを代表する英国大学協会(Universities UK:UUK)は、ビザ料金の大幅な値上げや、新卒者の就労資を格削減するとの脅しと相まって、政府の新たな規制が留学先としての英国に悪影響を及ぼしていると述べた。

 Enroly入学管理サービスのデータによると、留学生の手付金(デポジット)やビザ発給が2023年は2022年に比べて減少しており、今年これまでの大学院合格者数は37%減少している。

 

【記事全文(英語)】

The Guardian:

https://www.theguardian.com/education/2024/feb/29/student-immigration-restrictions-will-damage-uk-economy-universities-say

 

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Graduate visa critically important for UK jobs, growth and global ambitions(卒業ビザは英国の雇用、成長、国際的目標にとって極めて重要)

 【記事全文(英語)】

2024年2月29日 英国大学協会(Universities UK: UUK)

UUK: https://www.universitiesuk.ac.uk/latest/news/graduate-visa-critically-important-uk