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UK HE Information

2024年3月英国高等教育及び学術情報

2024年5月22日

(1) 英国の製造部門と研究開発の強化のため3億6000万ポンド

(2) NCUBが春季財政予算報告は大きな問題を避けていると語る

(3) HEPIの報告書:大学も政府も基礎コースの爆発的な需要に対処できていない

(4) 科学は”民主主義にとって重要か“ ノーベル賞財団とERCのイベントより

(5) 英国政府はAIなどの未来の技術の訓練のために数千人対象のスキルアップのため11億ポンド以上の計画が発表

(6) ホライズン・ヨーロッパキャンペーン開始:英国とイタリア、スペインの研究者のネットワーク強化

(7) G7諸国はAIとイノベーションの活用し、世界の成長と生産性を推進し、新時代の到来にむけた協定に署名

(8) REF2029のオープンアクセスに関する方針に関する協議が開始

(9) 英国の教育関連輸出とトランスナショナル教育活動からの収入

(10) 新しいHartree Centreの戦略により英国産業コンピューター部門が前進

(11) 人材、文化、環境 (PCE)に関する情報 (2024年3月最新)

(12) 学生局は言論の自由に関して新しい方針を発表

(13) 4つの新しい研究センターが計画の成功に花を添える

(14) 将来のパンデミックを阻止し、地球を保護できる最先端の研究ツールに多額資金の発表

記事の詳細は「次を読む」からお読みいただけます。

英国学術情報2024年3月

 

(1) 英国の製造部門と研究開発の強化のため3億6000万ポンド

2024年3月4日、春季財政予算報告(Spring Budget)に先立ち、財務大臣であるJeremy Hunt氏は同日、経済成長、健康回復力の向上、英国全体の雇用の支援に対する政府の計画の一環として、英国のライフサイエンス、製造分野への大きな投資を発表した。

  • 財務大臣はライフサイエンス、自動車、航空宇宙分野に関する研究開発と製造プロジェクトに大きな投資を発表した。
  • 救命の医薬品や診断製品を製造する設備の拡大のため、政府と産業界が共同で9,200ポンドの投資。
  • より持続可能な航空分野の発達のためゼロカーボン航空機技術に2億ポンドの投資と、自動車技術に対して7300万ポンド共同投資。
  • 英国の製造部門の強化のため、秋季財政報告(Autumn Statement)で発表された45億ポンドの目標に絞った支援により、英国での成長と投資を業界の長期的に確実性を持つAdvanced Manufacturing Planに続くものである。

【記事全文 (英語)】

GOV.UK  科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)

https://www.gov.uk/government/news/360-million-to-boost-british-manufacturing-and-rd

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2024年3月7日、前日に発表された春季財政予算報告(Spring Budget)は英国の科学技術部門の強化として、成長の促進、雇用の創出、生活向上のための革新を解き放つことを目的とした野心的なものであった。また世界のトップにあるTuring Institute に1億ポンドの投資を増やす。これは英国の企業や政府に対してAI導入を支援すると共に、研究課題の設定での研究所のリーダーシップの強化をすることにつながる。

【記事全文 (英語)】

GOV.UK 科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT)

https://www.gov.uk/government/news/spring-budget-puts-uk-on-fast-track-to-becoming-science-and-technology-superpower

 

(2) NCUBが春季財政予算報告は大きな問題を避けていると語る。

2024年3月6日、春季財政予算報告は大きな問題を避けているとNCUBのCEOは発言した。NCUBの最高責任者であるJoe Marshall博士は、財務大臣が研究、イノベーション、スキルの重要性を認識しているが、新しい発表では革新的な技術への投資が不足していると指摘した。公的研究資金の増加と民間部門への投資拡大は重要だが、大学の持続可能な資金基盤も必要だと述べた。政府は野心的な目標と民間研究開発投資の増加計画を立てるべきであり、科学超大国の地位を維持するために今行動する必要があると結論づけた。

【記事全文 (英語)】

国立大学産業センター (National Centre for Universities and Business: NCUB):

https://www.ncub.co.uk/insight/budget-skirts-the-big-issues-say-uk-universities-and-business/

 

(3) HEPIの報告書:大学も政府も基礎コースの爆発的な需要に対処できていない

2024年3月7日、HEPIは同所の政策マネージャーであるJosh Freeman氏の著書となる報告書“Cracks in our foundations : Evaluating foundation years as a tool for access and success”を発表した。

この報告書は、高等教育機関の基礎コースに対する方針と政府の対応に関して、大きな改善の余地があると述べている。

主な調査結果:

  • 基礎コースに進むものは2011/12学事年度では8,500人で2021/22学事年度では69,000人以上となりその数は8倍と爆発的に増加している。
  • 基礎コースではビジネスと管理系の学科が大半を占めており、受講者の半分以上(51%)である。それとは対照的に学部コースではビジネスと管理系の学科は14%の割合しかない。
  • 基礎コースは高等教育への進学には効果的である。学生の30%は全く学業的資格を持っておらず、64%は成人学生であった。
  • しかし基礎コースで学ぶ学生の多く(73%)はあまり名門とはいえない大学におり、優秀大学機関ではたったの4%のみが基礎コースで学んでいる。

 

  • 基礎コースで学んだたった74%が直接学位コースに進学するか、その資格を取得している。それに対してフルタイムの学部生は91%が進級している。
  • 一部の高等教育機関は基礎コースを利用して、大学の数値を意図的に上げている可能性がある。しかし学生に対して基礎コースへの進学を強制する証拠は見つかっていない。
  • このような問題に対処する政府政策は効果がないようで、これを解決するには多く問題を起こす可能性がある。取り締まりはビジネス・管理のコースに絞られているが、座学のみの基礎コースでは経済的には今後も成り立つ可能性はあるが、科学、技術、工学系のコースでは赤字になる可能性が高い。

我々の奨励事項:

  • 座学のコースの最大請求額の引き下げは導入するべきでなく、すべてのコースは同額の最高額を請求するべきである。
  • 学生のために素晴らしい成果がない基礎コースから通常の学生資金制度から外すべきである。
  • 優秀な大学は進学数を増やすため、基礎コースの可能性を検討するべきである。

【記事全文 (英語)】

高等教育政策研究所(Higher Education Policy Institute: HEPI):

https://www.hepi.ac.uk/2024/03/07/hepi-report-170-foundation-years

 

(4) 科学は”民主主義にとって重要か“ ノーベル賞財団とERCのイベントより

2024年3月7日、2001年ノーベル生理学・医学賞の共同受賞者であるSir Paul Nurse 卿は3月5日、ノーベル賞財団と欧州研究会議(European Research Council: ERC)が共催した民主主義の強化に関するイベントに参加した。Nurse 卿は“民主主義は真実と信頼の上に築かれている。科学は知識を生み出す信頼できる方法を提供する。これが民主的な方法にとって大変重要である。民主主義は真実と信頼の上に築かれており、科学は知識を生み出す信頼できる方法を提供し、これが民主的な方法にとって大変重要であることを述べた。

【記事全文 (英語)】

Research Professional News:

https://www.researchprofessionalnews.com/rr-news-europe-politics-2024-3-science-is-critical-for-democracy-nobel-and-erc-event-hears/#:~:text=%E2%80%9CScience%20is%20critical%20for%20democracy,built%20on%20truth%20and%20trust.%E3%80%80%E3%81%93%E3%82%8C%E3%82%92%EF%BC%93%EF%BC%90%EF%BC%90%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AB%E8%A6%81%E7%B4%84%E3%81%97%E3%81%A6

 

(5) 英国政府はAIなどの未来の技術の訓練のために数千人対象のスキルアップのため11億ポンド以上の計画が発表

2024年3月14日, 科学大臣のMichelle Donelan氏はロンドンの数学サミットでの講演で将来のテクノロジーに対応するための訓練計画を発表した。

  • 科学大臣は英国全土で数百万人対象にAI、量子関連のスキルを向上する計画の詳細を発表。
  • これまでの最大額である10億ポンド以上の投資で何千人もの学生が今後数年間に経済成長や生活向上のため重要な技術の博士課程を目指すことができる支援をする。
  • すべての学歴や社会的地位の人々にスキル向上の機会や資金のために更に数百ポンドを引き上げる。

この計画の一環として、科学大臣は、大学の最高学位である工学および物理科学の博士課程への英国史上最大となる出資を発表した。政府、企業、慈善団体及び学界からの10億ポンドを超える資金で、エジンバラからブリストルまでの英国本土での65の博士課程訓練センターで4000人以上の優秀な学生を訓練し、英国の優秀な人材が自身の故郷で自分たちの夢を実現するような刺激的な機会を持たせることができるようにする。

多くの機会はイングランド南東部以外からも選出され、学生数としてグラスゴーでは350人以上、エジンバラでは300人以上、ブリスタルからは250人以上、シェフィールドとマンチェスターからはそれぞれ150人の受け入れが可能である。

【記事全文 (英語)】

GOV.UK 科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT):

https://www.gov.uk/government/news/thousands-more-to-train-in-future-tech-like-ai-as-government-unveils-over-11-billion-package-to-skill-up-uk

 

(6) ホライズン・ヨーロッパキャンペーン開始:英国とイタリア、スペインの研究者のネットワーク強化

2024年3月14日、政府は英国とイタリア、スペインとの研究者のネットワーク強化のキャンペーンを開始した。その内容は:

  • 企業や研究者がホライズン・ヨーロッパ通じて英国の研究者と協力の奨励のためにイタリアとスペインとのオンライン、ポッドキャストなどの媒体を通じてPRキャンペーンを開始。
  • 総額800億ポンドの世界最大の研究協力プログラムであるホライズン・ヨーロッパに再加入した英国はイタリア、スペインを含む40か国以上の提携先と協力し気候変動から医療まで、世界が直面する課題に取り組む。
  • イタリア、スペインは欧州原子核研究機構(CERN)などの国際科学組織を通じて気候変動、量子物理学などの問題を共通に関心としている英国には不可欠なパートナーである。このキャンペーンはすでに構築している強いつながりを基盤としている。

【記事全文 (英語)】

GOV.UK 科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT):

https://www.gov.uk/government/news/international-horizon-europe-campaign-launches-to-supercharge-links-between-uk-researchers-and-colleagues-in-italy-and-spain

 

(7) G7諸国はAIとイノベーションの活用し、世界の成長と生産性を推進し、新時代の到来にむけた協定に署名

2024年3月15日 政府はG7諸国とのAIに関する協定に署名を行った。

  • G7諸国はAI導入を加速する方法を探る新しい報告書に協力することに同意
  • この種としては初となる閣僚宣言はイタリアで開催されたG7産業技術・デジタル会議の最終日に署名され、英国がすべての人々への経済安全保障の機会と改善を必要とする長期的な変化の実現を目指す政府計画が1歩進んだこととなった。
  • 宣言では公共部門へのAI導入がG7の重要な焦点として強調されており、各国が公共サービスの改善のため技術導入のためのツールを入手できるよう、ツールの開発、安全で信頼できるAIの実用的な原則が制定され政策立案に情報提供ができるようにする予定である。

GOV.UK 科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT):

https://www.gov.uk/government/news/g7-nations-to-harness-ai-and-innovation-to-drive-growth-and-productivity

 

(8) REF2029のオープンアクセスに関する方針に関する協議が開始

2024年3月18日、英国の4つの高等教育資金提供機関が主導する研究評価制度(Research Excellence Framework: REF)2029のオープンアクセス方針に関する協議を開始した。REF2029のオープンアクセス方針の目的は、実施するREFのオープンアクセスの要件を明確にすることで、提案された方針はジャーナル出版物のオープンアクセスへの提出の進展を研究機関に定着することを目指しており、長編の出版物に対するオープンアクセス要件の導入をしている。協議は2024年6月17日に締め切られ、REFチームは2024年の夏か秋に最終的なREF2029のオープンアクセス方針を公表する予定である。

【記事全文 (英語)】

REF2029:

https://www.ref.ac.uk/news/the-ref-2029-open-access-policy-consultation-opens/

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2024年3月20、REF2029のデイレクターであるRebecca Fairbairn氏は協議書に“一般書”が提出された場合、それがオープンアクセスのリポジトリで利用可能にする必要があると示唆したことについて謝罪した。多くの研究者がREFオープンアクセルの協議で一般書を出版後2年以内に無償で利用可能である必要があること示していることに懸念を示した。REF2029に参加する場合、研究者が記事だけでなく書籍も提供する必要があるが、これまでのREFでは一般書については例外規定があった。現在は明確にREF2029でも例外規定に提要されることが明確になった。

【記事全文 (英語)】

Research Professional News:

https://www.researchprofessionalnews.com/rr-news-uk-research-councils-2024-3-ref-director-apologises-for-trade-book-open-access-confusion/

 

(9) 英国の教育関連輸出とトランスナショナル教育活動からの収入

2024年3月21日、2021年の英国の教育関連輸出とトランスナショナル教育(Transnational education: TNE)の活動の歳入の年会推計が発表された。TNEの活動はパートナー機関を通じてまた遠隔教育や国際キャンパスなどと通じて直接に英国国外で行われている教育プログラムが含まれている。

2021年の教育関連輸出とTNE教育の活動の総収入:

  • 279億ポンド --- 2020年の262億ポンドから増加

2021年の教育関連輸出とTNE教育活動総額のうち高等教育が占める割合

  • 9% --- 2020年から0.9pptsの増加

2020年から2021年における教育関連輸出とTNE活動の総額の増加率

  • 2% --- 2019年から2020年にかけて5.5pptsの増加

 

2010年以降、英国の教育関連輸出とTNE活動からの推定収入は、現在の価格で75.72%増加している。英国のTNE活動は、2021年には24億ポンドになると推定され、2010年以降、現在の物価で123.90%増加している。

【記事全文 (英語)】

GOV.UK 教育省(Department for Education: DfE):

https://explore-education-statistics.service.gov.uk/find-statistics/uk-revenue-from-education-related-exports-and-transnational-education-activity#releaseHeadlines-summary

 

(10) 新しいHartree Centreの戦略により英国産業コンピューター部門が前進

2024年3月21日 UKRIより

科学技術施設研究会議(Science and Technology Facilities Councils: STFC)のHartree Centreは英国での唯一スーパーコンピューティングセンターであり、英国の産業のため高度なデジタル技術の急速な成長の可能性を伸ばすためことに取り組むために5か年計画の新しい戦略の再確認をした。

STFCのHartree Centre はリバプール地区のSci-Tech Daresbury に位置しており、大小の英国の企業や団体などの生産性、イノベーション、経済成長を推進している。Hartree Centreの最も重要なプログラムであるHartree National Centre for Digital Innovation (HNCDI)でのIBMとの2億1000万ポンドの提携事業も含まれている。2021年に始まってからHNCDIは大きな進歩を成し遂げ、企業のスタッフのスキル向上、高度なデジタル技術を研究して活用している。

【記事全文 (英語)】

UK、リサーチ・イノベーション(UK Research and Innovation: UKRI)

https://www.ukri.org/news/new-hartree-centre-strategy-advances-computing-for-uk-industry/

 

(11) 人材、文化、環境 (PCE)に関する情報 (2024年3月最新)

2024年3月21日、REF2029のチームは人材、文化、環境 (PCE)に関する開発の最新情報と関連するコミュニティ参加の機会の発表を行った。

  • 高等教育機関として試験的方法で参加する説明し、現在、高等教育機関が参加に興味を示す機会が開かれている。
  • PCEの提出物を評価するパネルメンバーとして参加。近々にパネルメンバーの募集を行う予定。
  • REFでPCEの評価のための適当な指標や方法の開発のため、Technopolis やCRAC-Vitae によって実施されているプロジェクトへの関与をする。プロジェクトチームは近々にもオンライン・ワークショップへの登録の募集をする予定である。

研究部門にとって重要な問題であるPCEに関する広範で包括的な方法で意見を集約することを約束し、全ての利害関係者にこれらの機会を活用するよう奨励する。また、セクターに対する負担を最小限とし、学習や意見提供の機会を継続的に提供する方法を見つけることを約束する。

【記事全文 (英語)】

REF2029より:

https://www.ref.ac.uk/news/people-culture-and-environment-update-march-2024/

 

(12) 学生局は言論の自由に関して新しい方針を発表

2024年3月26日、イギリスの大学における言論の自由に関する規則やガイドラインを定める組織である学生局(Office for Students:OFS)は、大学のキャンパスやオンライン上での意見の表現に関するガイダンスの改訂案を提案。この提案では、言論の自由を尊重しつつも、その行使に関する責任や法的枠組みも強調されている。提案には、学生や教職員の安全と福祉を確保するための手段も含まれており、公開の意見募集が行われる予定である。

【記事全文 (英語)】

学生局(Office for Students: OfS):

 https://www.officeforstudents.org.uk/news-blog-and-events/press-and-media/ofs-proposes-new-guidance-on-freedom-of-speech/

関連記事

2024年3月26日、新しいシステムにより、英国の大学は中国などの国との提携を見直す可能性がある。外国政府からの奨学金やイデオロギー的テストが規則違反とされ、OfSがガイダンスの公開意見募集を開始した。大学は言論の自由を重視しており、新システムでは学生やスタッフが自由を制限されたと感じた場合に苦情を申し立てることが可能となる。中国などの国との提携が懸念される一方、大学のハンドブックに記載された「好ましい代名詞を使用する」という要求も言論の自由を制限する可能性がある。大学団体や一部の大学は指針を歓迎しつつ、思わぬ結果に懸念を示している。

【記事全文 (英語)】

BBC News: https://www.bbc.co.uk/news/articles/c3gm3k4rvz4o

 

(13) 4つの新しい研究センターが計画の成功に花を添える

2024年3月26日UKRIのリサーチ・イングランドは、4つの新しい研究センターが設立され、これらのプログラムは研究とイノベーションの推進に向けたUKRIの取り組みの一環となっている。これらのセンターは、異なる分野に焦点を当てており、気候変動、エネルギー、健康、そしてデジタル技術の分野で革新的な研究を行うことが期待されています。この取り組みは、イギリスの研究とイノベーションの促進に寄与するものであり、それぞれのセンターは専門知識を持ち、業界との連携を通じて成果を加速させる役割を果たすとされています。Research Englandの重要な英国研究パートナーシップ投資基金(UKRPIF)の第7回の支援としてセンターの設立として資金提供を受けることになった4つのプロジェクト:

  • Cranfield University

環境にやさしい航空学として、大規模な設計、検証、又提供し、新しい安全・環境政策を策定し、英国が2050年までにネットゼロの航空に近づくこととなる。

(UKRPIF 投資: 2,300 万ポンド)

  • University of Hull

産業、学術研究者、臨床研究者を集め、発見科学としてNHSが直面する代々の課題の一部に対して革新的な解決に取り組み、迅速の転換していく。

(UKRPIF 投資: 1,600 万ポンド)

  • King’s College London

同大学が主導するUK Smart Trials Development Hub。異種疾患の生物学の理解の促進と各患者を治療するための治療法の公平な開発を可能にする研究施設を創設する。

(UKRPIF 投資: 1,000 万ポンド)

  • University of Nottingham

Powering Future のためのTransport  Zero Carbon Translation Centreでは、電気バッテリーのみでは十分な供給ができない重量輸送手段(航空宇宙、船舶、トラック、未舗装地区の輸送手段、鉄道)を対象とするは快適な推進ソリューションの加速をする。

(UKRPIF 投資: 1,400 万ポンド)

リサーチ・イングランド(Research England):

https://www.ukri.org/news/four-new-research-centres-put-icing-on-cake-of-schemes-success/

 

(14) 将来のパンデミックを阻止し、地球を保護できる最先端の研究ツールに多額資金の発表

英国の基金の一環とする重要な研究インフラの強化のため4億7300万ポンド出資。世界の研究者がボタンをクリックするだけで、英国の博物館にある数百点の自然の歴史的な標本にアクセル可能となる。

  • ロンドン自然史博物館で科学大臣によって歴史的な標本のデジタル化のプレジェクトが発表された。
  • 研究者は何百万もある歴史的な標本にアクセルすることが可能となり、世界の豊かな歴史の秘密の解明で、現在の最も差し迫った一部の問題が解決される。
  • さらには顕微鏡の中でも最も強力な顕微鏡の建設や科学だけでなく宇宙への理解も一変させるようなことができる米国との共同研究も含まれる。

GOV.UK 科学、イノベーション、テクノロジー省(Department for Science, Innovation and Technology: DSIT):

https://www.gov.uk/government/news/major-funding-unveiled-for-cutting-edge-research-tools-that-could-halt-future-pandemics-and-protect-the-planet